今日は、クリスマス会でした。発表会の余韻を楽しみつつ、クリスマス会に向かって礼拝を繰り返しました。その礼拝の中で、様々なお話をしてきました。これまでの経験を思い出させながら、あの時もあの時もあの時も、決して一人ではできなかった。一人だったらこんなに楽しくなかった。喧嘩も一人では喧嘩にもならない、私たちは、周りの人たちと響き合って、豊かに暮らしていることや、優しく生きること、神さまからいただいた自分らしい光は、輝かせることによってこそすばらしいことなど、様々な物語を通して考え合ってきました。子どもたちは、長いお話も、創造しながらよく聞いています。礼拝の後、研究所で製作をしている子が、作りながら言いました。「僕はきっと、研究する心をプレゼントしたんだ。(してくれたんだ)神さまったらさー」と。クリスマス会でも自信満々で製作発表をしました。また、小さい組の子は、「意地悪したら、心の灯が消えるよね」と、確認しに来ました。
そして、2000年以上も前からイエス様のお誕生をお祝いしてきたこの日を子どもたちはただただクリスマスケーキを食べる日ではないこと、クリスマスツリーの天辺のお星さまが、不思議に光るイエス様のお誕生のしるしの星であることを子どもたちは知ったのです。
聖書のマタイの福音書、5章14節15節にこのように書いてあります。
あなた方は世の光です。山の上にある町は隠れることが出来ません。
また明かりを灯して枡(ます)の下においたりする者はいません。むしろ、燭台の上に置いて、家にいるすべての人を照らします。
このように、あなた方の光を人々の前で輝かせなさい。
親を手こずらせ、時に子育てに悩み、悲しくなり、親としてどうしたらいいのかと苦しくなることがあります。でも、そのような出来事を通して、子どもは、親を親らしく育ててくれるのです。私たち教師も同じで、厳しく指導する場面もありますが、子どもにいろいろなことを教えられながら、教師をさせていただいています。だからこそ、特に謙虚に子どもの前に立ち、子どもの心を輝かせていくことを考える必要があります。子どもは、神さまからのプレゼントです。私たちの周りを明るくしてくれます。
公開保育の時、他園の教師に聞かれました。「こひつじ幼稚園の子どもたちが、なんだか輝いている。どこが違うのでしょう」と。こんなうれしい言葉はありませんでした。
こひつじ幼稚園の子たちは言います。「私は素晴らしい」「私は大切なのです」「私は輝けます」「さて、今日も輝こう」と。
子どもから教えられる見返りのない優しさや、思いがけない楽しいアイディアは、心を温かくしてくれます。
長い2学期、ママクラブは盛り上がりました。出産した方、新しい命を宿した方もおりました。お母さんたちがやりたいことに向かって輝いていました。こんなにうれしいことはありません。いつの時も私たち教師に心を傾けてくださり、感謝申し上げます。
心の希望の灯を消さないよう、裏表のない優しさや、思いやりに満ちた笑顔で、クリスマスシーズンも過ごしていきましょう。
メリー クリスマス!
♪ 生まれてきてよかった ♪
神さま 人は弱くて小さな者です
神さま 人は一人では生きられない者です
だけど小さな愛があれば強く生きられる
そして本当の愛があれば強く強く生きられる
ひとつの種が花になる 花は大いなる花になる
ひとつの種が夢になる 夢は大いなる夢になる
ひとつの種は私になる 私は大いなる私になる
私は輝く 私は私として輝くこの道を輝く
昨日の自分を越えて この道を舞い上がる
生まれてきてよかった
神さま 人は弱くて小さな者です
神さま 人は一人では生きられない者です
だけど小さな愛があれば強く生きられる
そして本当の愛があれば強く強く生きられる
ひとつの種が希望になる 希望は大いなる希望になる
ひとつの種が勇気になる 勇気は大いなる勇気になる
ひとつの種は愛になる 愛は大いなる愛になる
私たちは輝く 私たちは私たちとして輝くこの道を輝く
昨日の自分を越えて この道を舞い上がる
生まれてきてよかった 本当によかった
*1月の予定*
22日 始業式
23日 個人懇談(~2月2日まで)
25日 もちつき
26日 誕生会、新入園児面接日
29日 スペシャルあそびましょ、ゆったりしましょ、つぼみ組午後教育開始日
30日 なにぬねのの日
31日 こひつじ劇団観劇会